口腔内科

Scroll down

お口周りの病気
おまかせください

舌や唇、頬や歯肉には様々な腫瘍が発生します。そのままにしておくと、ただ大きくなるだけでなく重篤な状態に進展することがあります。
また、口内炎だと思っていても、腫瘍であることがあります。いつもと様子が違う、何日経っても治らないなど、気になる症状がある場合は受診をおすすめします。

口内炎

口内炎とは、お口の中に出来る炎症です。 歯並び、入れ歯が合わない、歯ブラシの使い方の誤りなどで口腔内が傷ついて出来る場合は、歯ブラシ指導、他の治療、クリーニングにて口腔内を清潔にするなど合わせてご案内させていただきます。

ご自身で出来る、口内炎予防方法

  • 口腔内の清潔さ

    毎食後の歯磨きやデンタルリンスなどでお口をゆすぎお口の中を清潔に保ちましょう。

  • ブラッシング

    正しいブラッシング方法でお口の傷を作ってしまう事を防ぎましょう。

  • 食生活のバランス

    ビタミンやミネラルが不足しないようバランスの良い食事を心がけましょう。

  • 免疫力維持

    免疫力の低下を防ぐよう、ストレスや疲労をためないようにしましょう。

ドライマウス

ドライマウスとは、さまざまな原因で唾液が減少・欠乏する症状のことです。
唾液には、潤滑、保湿、消化、浄化、抗菌作用、味覚、傷の修復促進などの役割があるため、不足すると様々な症状があらわれます。そのため、歯周病、虫歯、口内炎などの粘膜疾患、口臭や味覚異常、嚥下障害といった症状が生じやすくなります。
ドライマウスの患者様の中には、口の中に痛みを感じる方も少なくありません。唾液はいわゆる潤滑油としての役目も果たしているので、不足すると口腔粘膜同士や、歯、入れ歯、食物と粘膜が擦れて、痛みを生じたりします。また、ドライマウスには、口腔が乾燥しているという症状では同じものの、その成り立ちは、唾液腺の気質的変化よるもの、ストレスや薬の副作用によるもの、全身性または代謝によるものなど、さまざまな要因が含まれています。

こんな症状ありませんか?

  • 喉が渇いてたまらない
  • 舌がからまって話しにくい
  • 舌が乾いてざらざらする
  • 味がわからない、おかしく感じる
  • 小さなキズができて痛い
  • 入れ歯が合わなくなる
  • 食べ物が飲み込みづらい
  • 口臭が強くなる
  • 特にパンや水分の少ないものが食べにくい

その他の口腔内科で対応する症例

唾液腺疾患

口腔内には無数の小さな唾液を作る小唾液腺があります。そして、舌下腺・顎下腺・耳下腺という3つの大きな唾液を作る器官があります。唾液腺にできる腫瘍や嚢胞、炎症、また、大唾液腺から口腔内へ唾液を流出するための管に石ができたり、腫瘍が発生することもあります。症状として唾液腺腫瘍、唾液腺炎、唾石症があり、薬物治療や手術などで治すことが出来ます。 歯科では主に、口腔の乾燥状態の緩和を目的とした口腔ケアを行っております。気になる症状がある方は一度診察にお越しください。

白板症

白い角化性の病変で、口腔前がん病変の代表的な疾患で、こすっても剥離(はくり)しないものをいいます。また、粘膜の一部が角質化して厚く変化します。歯肉や舌の粘膜が白く境界がハッキリしているのが特徴で痛みはありません。 原因はよく分かっていませんが、喫煙や過度の飲酒が危険因子として挙げられています。びらん(粘膜の浅い欠損)をともなうこともあり、ものが当たると痛かったり(接触痛)、食べ物がしみたりします。

扁平苔癬

皮膚や粘膜にできる角化性で炎症をともなう難治性の病変です。頬粘膜以外にも舌や口唇にも生じます。白い粘膜の角化がレース状にみられ、周囲に発赤を伴うのが特徴です。びらんや潰瘍を形成し、接触痛を認めたり、食物がしみたりします。

口腔カンジタ症

真菌(かび)によっておこる口腔感染症です。粘膜の痛みや、味覚障害が出る場合もあります。灰白色あるいは乳白色の点状、線状、斑紋状の白苔が粘膜表面に付着しています。口角の発赤、びらん、亀裂を認める口角炎もカンジダが原因になっていることが多くあります。
唾液には、潤滑、保湿、消化、浄化、抗菌作用、味覚、傷の修復促進などの役割があるため、不足すると様々な症状があらわれます。

ページトップへ